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黒目川源流~落合川上流端(西武新宿線 小平~西武 東久留米)

 西武新宿線小平駅から小平霊園に入り桜並木をまっすぐ北に進むと小平市と
東村山市と東久留米市が境を接する辺りで雑木林外周路に出る。
この雑木林の奥に黒目川の源流とされる[さいかち窪]があり、窪の出口まで行
くと枯れた水路の痕跡が残っている。

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小平霊園から新青梅街道に出て東村山市と東久留米市の境の信号を東に50m程
進むと「さいかちの道」の道標がある。

案内板の説明には
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黒目川は小平霊園のさいかち窪を源流とし、埼玉県の新河岸川に流れる荒川水系
の河川です、かって黒目川は雑木林や畑に囲まれた農村を流れる小川でした。
親水化整備後も新青梅街道から三方橋にかけては、雑木林に囲まれ、豊かな自然
環境が保護されており当時の面影を残しています。
また、柳橋下流の「しんやま親水広場」は川に親しむことのできる市民の憩いの
場となっています。
________________________________
と記され、
新青梅街道の下(東久留米市柳窪4)から黒目川の源流となる小さな流れが湧き出
している。
ここから幅2mにも満たない浅い渓流のような黒目川に沿った緑道が雑木林の間
を縫うように始まる

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この緑道の始まる近辺は柳窪緑地保全地域に指定され途中の長福寺、天神社の周
囲は、かって[柳久保小麦]呼ばれた小麦の産地であったとの事。

武蔵野の面影はこんな雰囲気だったのかと思いながら、渓流と雑木林の道を進み
第十小学校の横を通り来梅橋、柳橋を過ぎると緑陰は無くなり川幅が5~6m程
に広がり明るい雰囲気の遊歩道に変わる。

特養ホームの先から[しんやま親水広場]が始まる。
久留米西住宅団地の中を流れる緩やかな緑の法面に囲まれた小川には網を持った
子供達が入り魚とりをする懐かしい光景が広がる。

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家の近くで水遊びや魚とりができるとは羨ましい環境だ。
川に入って捕った獲物を入れた容器を持っている子供に声をかけたら取ったザリ
ガニを見せてくれた。

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[説明板]を読むと
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[しんやま親水広場]はフェンスで囲まれたコンクリート水路を撤去し、川辺を緩
やかな傾斜にすることで、人々が川に近づくことができるようにした広場です。

[親水広場内の川について]
降雨に伴う大量の雨水が[親水路]に流れないように、[余水路]という地下水路を
作りました。
親水広場の最上流部に[分水人孔]という施設を作り、この中で[親水路]の水位が
40cmをこえないように雨水を[余水路]に流します。
[余水路]は高さ2m、幅2mのコンクリート水路で、大雨の場合は、広場の地下
を流れます。
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と記され

長閑な自然を感じる風景だが今歩いている遊歩道の下には2m×2mの巨大な
ボックスカルバート水路が埋まっている事に気付いている人は この住宅地でも
どれくらい居るだろうか、と思った。

[しんやま親水広場]の終点で新所沢街道を渡り
左手に東京コンクリート久留米工場の巨大サイロが林立しているのを見て進んだ
先が氷川神社。

黒目川の流れはここから新宮前通りの下を暗渠で潜った後、所沢街道までの間
道路に並行して商店の裏と住宅の間に挟まれた狭い間を通る。
流れの両岸を鉄のシートパイルに囲まれ、川面は雑草に覆われ廃河川のような
状態が少しの間続く。

黒目川はは再度 新宮前通りの下を潜り出て、都大橋から先、川幅は20m程に
なり両側に植栽と遊歩道が整備され元の綺麗な川の流れが復活する。

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新小金井街道、平成橋の手前、本村小学校裏、出水川の注ぎ口辺りに[黒目川の
湧水点]という表示がある。
水面を見るとこの季節(初秋)枯れている出水川の注ぎ口の先、 川底のコンクリ
ートブロックの間から水が湧き出し、水面が小さく波立つあたりオイカワやハヤ
が群れをなし魚体のストライプが右に左に一斉に動き時折黒い大鯉が寄って来る。

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県道15を渡ると左に久留米西高、その先に増築工事のジブクレーンが秋空に聳え、

右にコカ・コーライーストの工場の黄色いテントの中にに赤いケースがずらりと
積み上げられている。

上落馬橋から流れの左岸に団地を見ながら桜並木の遊歩道を進む。ここでは
[この河川の下にはφ500送水管があります]と記されている。

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小山遺跡公園から大円寺に寄り少し行くと新大橋から西武池袋線の電車が見える。

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電車の鉄橋下を潜り、20分程進むと蒲鉾屋根の黒目川調整池管理棟の建物が見え、
その先で南側から流れてきた落合川との合流している。合流点手前の黒目橋の
写真を撮っていると少年が欄干から川に飛び込んで見せてくれた。

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源流から落合川との合流点まで7km弱の間に、渓流、団地の中を流れる小川、
草生した廃川、郊外の桜並木を持つ明る川 と色々な様子を見せる川だ。


R1.9.15

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