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映画 [剣岳 点の記]を観ました

明治39年、陸軍参謀本部 陸地測量部 柴崎芳太郎は山岳部の正確な地図を
作成するため、当時前人未踏と云われた越中剣岳へ登頂し27箇所の三角点の
設置と測量を命ぜられる。

柴崎芳太郎は曾て登頂を果たせなかった先輩 古田盛作から登山の先達として
紹介された宇治長次郎の協力を得て、明治40年4月、部下2人、登山人夫数人
と共に剣岳登攀に挑戦する。

柴崎隊は落石、雪崩、部下の滑落、吹雪による遭難寸前など落命の危険に遭遇し
ながらも6月中旬に槍ヶ岳頂上に到達する。
岩だけの狭い頂上、その窪みに大昔の修験者の錫杖の頭部が置かれてあり剣岳は
前人未踏でなかった事を知るが、黙々と4等三角点と櫓を設置する。

ひと月後、柴崎隊は隣の頂に移り、そこから剣岳に設置した櫓を測定している
とき、柴崎隊をライバルと見て剣岳登頂一番乗りを競っていた山岳会のリーダー
の姿が双眼鏡に映った、そして手旗信号で、お互いの健闘を讃え合う。

新田次郎原作のこの筋書きをより印象付けるのが、剣岳の素晴らしい映像と全編
を通じて流れる名曲、ビバルディの四季・夏 のメロディーで、気高い山容、麓
に咲く優しげな草花、一面の雪渓、時には厳しい岩肌等の山岳風景に良く調和し、
まるでこの映画の為に作られた曲ような気がしました。

主人公が東京に居た時に[神田橋]停留所から乗ったチンチン電車、富山に向かう
時に乗った小さなタンク機関車の牽くオープンデッキの客車など、よくできてい
ると思ったら明治村で撮影した、とありました。

                         H21.7.12

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